北海道ガスは26日、札幌市内で株主総会を開いた。
全国の家庭の太陽光発電が2019年から2023年に一斉に固定価格買い取りの終了期限を迎える問題を念頭に、大槻博社長は「大型投資が一巡するので、(家庭の太陽光発電による電力を)2020年代から積極的に買い取りにいく」と発言した。
再生エネルギー事業の早期拡大を求める株主意見に応じた。
大槻社長は「太陽光は広く普及しており、小さくとも件数があれば大きな価値を持つ」と家庭用太陽光の電源としての可能性に触れた。
2030年代には「場合によっては大型風力も視野に入れる」と述べた。
出典:2018年6月27日 日本経済新聞 地域経済